うつ病と偏見 理解してもらえない悩みについて

メンタル

はじめに

うつ病をはじめ、精神疾患には様々な偏見があります。

「精神が弱いだけ」「甘え」「怠けている」「気持ちの問題」などなど。

このような偏見に苦しんでいるうつ病患者とそのご家族は大勢いらっしゃいます。

ただでさえ、病気で苦しんでいるのに周囲に理解してもらえないとなると、回復にも影響が出てきます。

うつ病は一人で治せる病気ではありません。周囲の方の協力がとても大切です。

今回は、私の経験と相談に来られた方からのお話をもとに、個人的な見解を記事にしようと思い、うつ病と偏見 特に世代による認識のギャップについて書いてみました。

あくまでも個人的な見解ですが、おそらく読んでくださる方もピンとくる内容だと思います。

対象としている世代は30代から40代の働き盛りの世代と、その親世代です。

もちろん同世代やそれよりも上の世代、若い世代の方でも偏見を持ってらっしゃる方はいますが、私のところに相談に来る方の多くが30代から40代の方達ということもあり、そこに絞ってお話をしていきたいと思います。

人間は誰しも偏見を持って生きています。

国、人種、肌の色、住んでいる地域、言葉、病気….。

あげればきりがないですが、どんなに優しい人でも知らないうちに偏見を抱いているのは事実です。

しかし、その偏見が、他人に迷惑や危害を加えなければいいのですが、残念なことに偏見は差別となり、大きな問題になってしまいます。

私のところに来られる方達から「家族や上司がうつ病を理解してくれない、」「甘えだ。」と言われるなどの悩み相談を多く受けます。

世代の特徴

主に30代から40代の方について。

私もこの世代なのですが、就職氷河期・団塊ジュニア・ゆとり世代前半の方達です。

この方たちは、社会に出るときには不景気で、企業の求人も非常に少なく、非正規社員になる方も多く社会の厳しさをよく知っています。

努力しても報われない、我慢して頑張っても生活が安定しにくいなどの経験をしています。

リストラ、低賃金、正社員で働くことすら難しく、一生懸命やれば報われる世間ではなくなっている時代に社会人になっています。

そんな中生きるために必死に毎日を過ごし、メンタルの不調が出るのはむしろ当然です。

情報も昔とは比べ物にならないほど、手に入りやすくなりましたが、それが良い面も悪い面もあります。

一方、その親の時代はというと、

主に団塊の世代です。高度経済成長期を過ごし、バブルからバブル崩壊を現役の時に経験しています。

会社に入って、まじめに我慢して仕事さえすれば、年功序列で昇給・昇格していく時代でした。

戦後の日本から、高度経済成長を遂げた、物が増え続ける時代でもあります。

定年退職もでき、退職金・年金もきちんともらえる世代です。

努力と我慢は報われると信じている方が多いですし、実際に努力した成果を経験しています。

男性は仕事を第一、女性は家事という考えの方が多く、たくさんの苦労をされてきた世代でもあります。

いかがでしょう?お互いの時代背景には、かなりの差があることがわかると思います。

偏見は世代によるギャップも原因の一つ

うつ病などの精神疾患に対する世代間における偏見は世代による考え方の違い、時代背景の違いを理解していない、または受け入れないから起こる悲しいことだと私は思っているのです。

相談者の親御さんの中で否定的な意見は以下のようなものです。

  • 気持ちの問題。気の持ちよう。
  • 我慢が足りない。
  • 昔は何もない貧乏なところから必死にみんな頑張ってきた。
  • 昔はそんな病気なかった。
  • 最近の若い人は
  • 努力が足りない

うつ病を理解できない、またはしたくない人の多くが上記のことを口を揃えて言います。

わたしも会社員の頃、妻のうつ病を看病しながら自分もうつ病になった過去がありますが、実際に上記の言葉を親しい方達から聞かされたことがあります。

ある日、うつ病のことを理解してもらおうと、うつ病の本やパンフレットを探し、なるべくわかりやすく書いてあるものを選び読んでもらいました。

本人たちもまじめに読んでくださったのですが、「私たちにはこの病気は理解できない。私たちの時代には、こんな病気なかった。みんな貧しい中頑張って生きてきた。今の若者は弱い。」という言葉が帰ってきました。

衝撃を受けましたし、今もあの時の言葉は忘れられません。

相談に来られる方達から、同じようなことを聞くと、やはり悲しくなります。

親世代は我慢・努力・根性から得た成功体験を今の世代にも求めているのです。

子世代は、我慢・努力・根性では成果を得られないことを経験しています。

まさに世代間のギャップです

お互い協力し合い治療生活をしていく上で、このギャップをどうにかしないとなかなか上手くいきません。

しかし、理解できない・したくない人に、なんとかうつ病のことを理解してもらおうと、患者さんが行動して、神経を擦り減らし消耗していくことが多いのです。

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親世代の方達へ

大切なのは今、この時代に生きている以上、世代間の差をお互いに理解し、尊重しあえる世の中にすることではないでしょうか。

お互いの世代の良いこと悪いことを尊重し合えば、お互いの力になります。

やはり、病気は一人では治せませんし、周囲の方の支えが必要です。

病気を我慢と根性で治せますか?

ストレス社会と言われる現在、うつ病などの病気は非常に身近な存在となっています。

身近な物や生活スタイルはどんどん欧米化しているのに、気持ちだけは古い日本のままでは矛盾が生じ、社会全体が歪んでしまいます。

国や企業も予防や対策に力を入れていますが、個人の考え方や理解も大切です。

それには、やはり常に時代の流れを受け入れる柔軟な姿勢が大切だと思います。

誰もが生きやすい世の中を作るためには、それぞれを認め合わなければならないはずです。

お互いを理解し合い、尊重する。人間として大切なことではないでしょうか?

まとめ

うつ病は病気です。決して気持ちの問題ではありません。服薬・通院も必要です。

偏見をこの世から無くすことはできなくても、一人一人が少しでも意識を変えれば大きな変化となります。

患者・家族・周囲の方が協力し合い明るい未来を歩んでいくことを心から願っております。

プロフィール

みなさま、こんにちは!

けんちゃんサービスのけんちゃんです。

心理カウンセラー/メンタル心理アドバイザーをしております。

ブログでは私の実体験で得た、教訓・知識を発信しております!

みなさまのお役に立てると嬉しいです。

よろしくお願い申し上げます。

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