うつ病患者のご家族が、自身のためにするべきこと6つ|不安・ストレス予防法!

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ThePixelmanによるPixabayからの画像

うつ病患者を支えるご家族は、毎日多くの不安やストレスを抱えて生活していますよね。

うつ病に関しての情報は色々なところに溢れています。患者のために家族がするべきことなんかも情報はたくさんあります。

しかし、患者を支える家族の悩みや不安・ストレスに対する情報となると、決して多いとは言えません。

誰にも相談できず、自分自身が疲れてしまい調子を崩してしまうこともあります。実際私がそうでした。

そこで、この記事では日々うつ病患者と向き合うあなた自身が、ご自分のためにするべきことを、私が実際体験して得た教訓をもとに実践的な6つの予防法としてご紹介します。

はじめに

こちらの記事は、うつ病患者のご家族に向けて、私自身の体験をもとに少しでも皆様のお役に立てればなぁ。と思い提案するご家族の不安・ストレス予防法です。

うつ病にも色々種類がありますし、患者さん・ご家族の環境も人それぞれです。ですからこれが全て正解だとも私自身思っていませんが、この記事を読んでくださり、ご自分に少しでも当てはまるポイントがあれば、きっとお役に立てると信じております。

何卒ご理解の程、宜しくお願いします!

自身を守る6つの予防法

1.患者と自身を線引きする。

大切な方がうつ病になってしまったら、自然と患者中心の生活になりがちです。患者さんのことを意識しながら仕事・家事・育児などをこなしていくのは経験しないとわからない大変さがありますよね。

ここで大事なことは、患者さんとあなたを線引きすること。

患者さんの生活も大事ですが、それを支えるあなたの生活の方がもっと大事です!なぜなら、今あなたが毎日一生懸命色々やってるからこそ、患者さんも安心して治療ができているのですから。

患者さんは適切な治療をきちんと受け、病気を治すことに専念する。それを支える家族は普通の日常生活を送ることに専念する。

患者・家族がどちらかに依存することなく、それぞれの生活をしっかり送れるようにしておくことが大切です。

同じ家族の中でも患者さんには患者さんの生活があり、あなたにはあなたの生活がある。

そう、患者とあなたの線引きです。

2.客観的に判断できる余裕だけはとっておく。

うつ病患者の治療期間が長くなれば、支える家族にも色々と支障が出てくるのは事実です。

治療が始まったばかりの頃は、家族であるあなたは病気を理解するため様々な情報をインプットしそれを日々の生活でアウトプットすることができていたはずです。

しかし、患者さんの病状の変化に翻弄されながら忙しい毎日を送っていると心がいつの間にか擦り減ってしまい、客観的に今の状況を判断することが難しくなってくるのです。

そうなってしまうと、患者さんに対しても病気に対しても感情的になってしまいがちです。冷静な考えができなくなると負の連鎖が始まります。

こうなる前に、常に意識しておいて欲しいのは「客観的に判断できる余裕」です。

気持ちがパツパツでくじけそうなときも、「客観的に見ると今の状況は・・・」と考えてみるのです。私の場合、実際に今の状況を声に出していました(笑)

「今日は、割と調子が良い感じで買い物にも一緒に行けた。でも今までのパターンからすると明日はガクンと調子が悪くなりそうだな。」「最近はイライラの矛先が私に向いているなぁ、それで私もイライラしてしまっている。」「これは今度先生に相談してみよう。」などと、自分自身の中でインプット・アウトプットを繰り返すのです。

簡単ではありませんが、それを繰り返し、担当医師や親族に常に知らせることで周りの方へも病気の状況や患者・あなたの状況が詳しく伝わることになります。

深呼吸して一歩引いて見て、その状況をなるべく客観的に考える。それを身近な人に伝えることが大事です。そうすることで、心の余裕が増えてきます。

客観的に判断できる余裕を常に心の中にとっておいたほうが自分が楽になります

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3.無理やりにでも自分の時間を作る

私の家族がうつ病を患っていた頃、担当の医師から「ご自分の息抜きも大切ですよ。」とアドバイスをいただきました。しかしその時期の私は「そんな時間ないっす!」という感じでした。

だいぶ後になり、その言葉が身に染みました。

仕事・家事・育児・その他いろいろ・・・・

そう、自分が潰れてしまったのです。。

その時本当に「自分の時間」は大切だと身をもって痛感しました。患者のことに家族のこと、それだけしか考えず生活した結果、自分が潰れてどうしようもなくなってしまったのです。

それから私は無理やり自分の時間を作りました。何も考えず、好きな時間を過ごす。これは非常に大事なことです。

ずーっと真面目は何でも疲れます。仕事でもそうですが、少しサボったくらいが集中力もあがります(笑)

この「自分の時間」は、あなたの周りの方に協力してもらってでも必ず作ってください!自分が息抜きできる環境があるだけで、毎日の生活が楽になりますよ。

とにかく無理矢理、自分の時間を作りましょう!

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4.治ってほしい、と思い過ぎない。

やはり誰でも大切な方が病気になってしまったら、「一日でも早く治って、元気になってほしい。」と思いますよね。

しかし、患者さんの治療が長期的になると、真剣に向き合うご家族ほど患者本人の為というより「家族の為にも早く治ってくれ!」「なんで治らないんだ!」「治す気があるのか?」と、なってしまいがちなのですよね。

この気持ちはすごく良く解ります。キレイごとでは語れない「うつ病家族あるある」です。

私も家族がうつ病になったとき、最初は純粋に「早く治ってほしい!」と願っていました。しかし、治療期間が長期化すると「病院にも通い、薬も飲んできちんと治療しているのに何で?」「いつになったら、この生活が終わるんだ?」「このままでは、こっちがどうかなりそうだ。」

いつの間にかこういう考えになってしまっていました。

この状況は患者さんにもご家族にも悪い影響を及ぼします。

そう、あなたの治ってほしいという気持ちは大切ですが、あまり思い過ぎると良い方向にはならないことが多いです。

人間はどうしても見返りを求めてしまう生き物です。「無償の愛」は素晴らしいことですが、義務ではありません。これだけ私はやってるのに何で?そう思うことは人間であれば当然だと私は思っています。

ここは、すんなりそんな自分を受け入れて「期待するからガッカリするんだ。」くらいに軽く考えて、治るべき時に治るんだろうなと思うのがベストです。

あくまでも病気を治すのは、患者さんの治そうとする意志と医師の的確な治療・薬の処方です。

あなたはゆっくり応援しているくらいが丁度いいですよ。

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5.できるだけ自分の味方を増やす。

こういう書き方をすると、敵味方でなんか物騒だと感じる方もいらっしゃるかと思いますが、うつ病患者さんとそれを支えるあなたでは周囲に心配されることが多いのはどちらですか?

私の経験ですが、親戚や友人・知人は患者の様子を私を通して知り、患者の様子に一喜一憂してました。

「最近調子はどう?」「少しは良くなった?」「薬の量は減った?」

最初の頃は聞かれる度に聞いてくる人それぞれにしっかり説明していました。

でも、聞いてくる人のほとんどが、「少しづつ良くなってるよ。」「治ってきてる。」みたいな言葉を期待しているんですよね(苦笑)

でも、現実はそうはいかない。今の現状を伝えると「そっかぁ。。」「う~ん。」とかです。

なぜだか、残念そうにされるとこっちがヘコんでしまいますし、聞いた人の期待を裏切る感じの雰囲気になるんですよね。聞いてくるタイミングも当たり前ですがバラバラです。ひどい時は3日連続同じ話を親戚、知人・友人それぞれにして同じリアクションを取られこともあります。

こうなると親戚、友人・知人集めて月1回報告会でもしようかなと本気で思ったこともあります(笑)報告会でまとめて話すからって(笑)

そして、「しっかり○○を支えてあげてね。」「大変だろうけど、頑張って。」とか周囲の方に言われると、真面目な人ほど「私がしっかりしなければ」「頑張るしかないな」とか思ってしまいます。

それが続けば、支えているあなた自身のストレスがどんどん増えていくはずです。

これは早い段階で、周囲の方にうつ病という病気を理解してもらうとともに、あなた自身の負担のこともきちんと伝えましょう。

病院などに置いてある無料のうつ病の冊子を配って目を通してもらいながら、それを支える大変さを伝えると効果的です。

支えている家族の現状もしっかり知ってもらうと、周囲からのあなたへの言葉も変わってくるはずです。支えているあなたを気遣ってくれる方が増えれば増えるほど、ご自分の気持ちも楽になります。

患者さんのためにも、あなた自身のためにも自分の味方を沢山増やしましょう!

6.いざという時の逃げ場を用意しておく。

うつ病患者さんと毎日接しながら生活していると、たまに「はぁ~。。」とため息出てしまいますよね。

「あーっ!!」ってなる時もあると思います。そんな時、自分の逃げ場を用意しておくと安心です。患者さんのコンディションも最悪であなた自身もパツパツの時は、顔を合わせても良いことはありません。

我慢してイライラが限界に達してしまい、患者さんに感情的にストレスをぶつけてしまうとお互い大変です。

そうなる前に自主避難しましょう

逃げ場は、あなたが落ち着く場所が最適です。実家・仲の良い友人宅など、あらかじめ事情を説明して理解してもらって、「その時はお願いね。」と逃げ場を確保しておくのです。

ちなみにマンガ喫茶なんかも気を使ってしまうという方にはおすすめです(笑)

そういう逃げ場があるのと無いのでは、感覚的にだいぶ違います。お互い感情的になって患者さんにストレスをぶつけてバーッと出て行ってしまうと、時間が経つにつれ患者さんのことも心配になり、自身を責めてしまいがちです。

これはキツイな。」など、自分で判断できるうちに避難先に連絡・相談して、距離を置きましょう。

避難先で、愚痴を言いまくるのもストレス発散になります(笑)

まとめ

いかがでしたか?ここでご紹介した6つの予防法を頭の片隅にでも置いていただき、あなたの毎日のお役に立てれば幸いです。

うつ病患者のご家族は、毎日色々な葛藤と闘いながら生活しています。

キレイごとだけでは済まされない現実もありますよね。

私も家族のうつ病と何年も向き合い、自身も調子を崩し大変な日々を経験しました。

そんな大変な日々をどうやって乗り越えるか、実際に当時自分で考えて実践し結果が良かったことを6つの予防法としてまとめました。

患者さんとご家族みなさんの明るい未来を心より願っております。

プロフィール

みなさま、こんにちは!

けんちゃんサービスのけんちゃんです。

心理カウンセラー/メンタル心理アドバイザーをしております。

ブログでは私の実体験で得た、教訓・知識を発信しております!

みなさまのお役に立てると嬉しいです。

よろしくお願い申し上げます。

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