うつ病経験者が 患者さんやご家族へ伝えたいこと|したほうが良いこと・してはいけないこと

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RitaEによるPixabayからの画像

はじめに

うつ病を患って治療中の方、これから治療を始める方、そのご家族へ。

うつ病は「国民病」と言われるほど、誰でもかかってしまう可能性がある病気です。

「心の風邪」とも言われますが、風邪どころではない「心の複雑骨折」です。

周囲の方の協力がないと、自分だけで病気を治すことはできません。

うつ病に関する情報は、様々な媒体で発信されていますから、自分・家族の病気を知ることは比較的容易にできますが、病気の症状・生活環境・思考パターンは患者さんそれぞれです。

患者さんそれぞれに適した治療法、お薬、カウンセリングがあると思いますが、毎日の闘病生活の少しでもお役に立てればと考え、私が経験して実感した「したほうが良いこと・してはいけないこと」をご紹介させていただきます。

病気を理解する・してもらうのは大事。でも自分を理解する・してもらうほうが大切。

支えてくれる家族や職場の方に、「なかなか理解してもらえない。」と思ったことはありませんか?

私はありました。なんで理解してくれないのかと悲しくなったり、イライラしたりしました。

もちろん感謝の気持ちはありましたが、お互いのすれ違いなどでそう思ってしまいがちでした。

患者さんもそれを支える方たちも、病気自体を理解することはできるはずです。しかし、自分自身の症状などを把握し、客観的に見ることは難しいですよね。

また、周囲の方も病気自体は理解したけど、その時々の対応にとまどっているのも事実です。

良かれと思ってしたことが、患者さんを落ち込ませてしまったり。

ただでさえ、病気で苦しんでいるのに理解してくれないとますますキツイですよね。それは支える側も同じ気持ちなのです。

これは私が実践したことなのですが、まず自分が今、何ができて何ができないか?何が苦しくて、何が大丈夫か?を箇条書きにしてみると自分の状態を客観的に見れます。

時間がかかっても大丈夫です。

頭の中では整理がつかなくても、字に書き起こしてそれを改めて読み直してみることで客観的に自分を理解することができます。

そして、それを支えてくれている方に見せてみましょう。

それを見た方達も、言葉では理解しにくくても、箇条書きで書かれていることによって読みやすく、何が患者さんにとって必要か必要でないか理解しやすいと思います。

逆に、患者さんが辛そうにしているときは、ご家族から患者さんへ何が必要で何が必要じゃないのかに○×を付けてもらえるような書きかたの紙を渡してみましょう。

つらい時は、会話することも大変な力を使います。患者さんはその紙を読んで○×で回答するだけで自分の状態を家族に伝えることができるので、お互い楽ですし理解しやすいですよ。

甘い物はなるべく控えよう

美味しい物や甘い物を食べると、脳内でセロトニンやドーパミンというものが分泌され気持ちが落ち着いたり、幸せな気持ちになるそうです。

うつ病患者さんは、このセロトニンが不足することによって、精神が不安定になると考えられています。そのため、うつ病になると甘い物をよく欲しがるようになるのです。

私はもともと甘い物が好きなのですが、うつ病の時はいつも以上に甘い物を本当にたくさん食べる時期がありました。

このセロトニンが不足してしまうと、朝の目覚めが悪くなったり、夜寝つけなかったりするそうです。

またその他に、不安や・落ち込み・やる気がなくなるといったような精神状態に陥りやすくなります。

セロトニン不足を解消するため、甘い物を欲しがりますが摂りすぎると血糖値が急激に上昇します。

血糖値が急激に上昇すると、通常の値に戻すためにインスリンが大量に分泌されますが、今度はインスリンによって血糖値が通常より下がり気味になってしまいます。

そして今度は下がりすぎた血糖値を上げるために空腹感を出して、アドレナリンが分泌されます。

アドレナリンが分泌されると、緊張状態になりイライラしやすくなります。よくお腹が空くとイライラしますよね。その状態です。

すると体はまた気持ちを安定させるために甘い物を欲しがるようになるという悪循環になってしまうのです。

私は知人からこの事を教えてもらい、自分はまさにこの状態だと気づき、甘い物を控えました。

確かに、甘い物を控えてしばらくすると感情の起伏が比較的穏やかになりました。

甘いものはなるべく控えてみましょう。

大きな決断はしない

うつ病に関連する書籍や情報、医師からのアドバイスなど、どの情報にも共通して書かれているのが、「うつ病治療中は、大きな決断はしないこと」です。

私も経験して、身に沁みましたがこれは間違いないです。

患者さんは周りの方を気遣ったり、「自分のせいで」とか「もう嫌だ」などネガティブに自分を責めてしまいます。

そして、「自分のせいで迷惑かけるから」と思い、離婚や退職や進学を諦めるなどの行動をとってしまう思考になっています。

しかし、それは病気のせいで、患者さん本人の希望とは大きくかけ離れている場合が多いのです。

当時の私も、自分のせいで今の状態ならこうしたほうが絶対にいいに決まってる。それがみんなの為だと思い込んでしまい、周りからの説得もあまり聞きませんでした。

私自身、今考えると全く意味がわからない選択を自分はしようとしていた。またはしてしまったと実感してます。

うつ病は治るまでの一時ですが、その後もあなたの人生は続きます。

今後の人生に関わる大きな決断は病気が治るまでしないでおきましょう。

治った後で、冷静に判断したほうがあなたも周囲の方も安心できますよ。

病院はパジャマ姿でもいいから行こう

患者さんのなかには、病院になかなか行けない方もいます。

病院に行く準備ができない、準備する気も起きない。などです。

それでも、病院に行き医師の診察を受けないと、今のあなたの状態や薬の処方の判断も難しくなります。

当時、担当の医師が「パジャマでも歯を磨いてなくてもいいからとにかく来てくれれば大丈夫ですよ。」と言ってくださいました。

準備できない、準備することができないのは病気だから当然です。

元気いっぱいですぐに準備できるのであれば、そもそも病院に行かなくてもいいですよね。

具合が悪くて一刻も早く診察を受けなければという人が、きちんと身だしなみを整えてから病院に行きますか?

私は医師からの言葉で楽になりました。待合室を見れば、付き添われてパジャマの方もたくさんいらっしゃいました。

「そうか、みんなこの具合の悪さを治すために病院に来てるんだ」と、改めて気づきました。

「病院に行かなければ」という考えばっかりになってしまい、行くことが出来ない自分を責めてしまう。悪循環ですね。

患者さんもご家族も「病院に行くことが出来ない病気」を治すために、病院に行こうと考えてみてはどうでしょう?

自殺はしない

これは絶対です。私も治療中何度か考えてしまったりしましたが、今思えば本当に死ななくてよかったです。

衝動的に考えたり、行動しそうになったらなんとか他の方法を駆使して乗り越えてください。

気を散らすためには周りの目なんか気にしなくていいです。死ぬよりマシです。

思いつく限りのことを無心でやりましょう!

これは私が実際した方法です↓

力いっぱい叫んでみる。

大声で泣いてみる。

草の上をゴロゴロ転がってみる(笑)。

お風呂に服のまま飛び込んでみる。

息が切れるまで全力疾走してみる。

とにかく衝動的な感情を乗り切るのです!!

興味が少しでも湧いたら、ほんの少しやってみよう

何をするにもやる気が出ないし、したいことも興味もない状態から、少しでも自分が「お?」と思えたものにのめり込むのもいいですよ。

当時私は、テレビでバラエティ番組をやっているのを見ても、全然楽しめませんでした。

「テレビの中の人たち楽しそうに笑ってるなぁ。そして、このテレビ見てる他の人たちも楽しく笑ってるんだろうな。」としか思えず、そんなことを考えてしまう自分にさらに落ち込んでました。

うつ病がひどいときは、本当に何の欲もありませんでした。

そんな中、あることに少しだけ興味が湧きました。

病気になってから全く思わなかった。「服が欲しい」という気持ちが少し出たのです。

だるい体と気持ちを押して、頑張ってネットで買ってみました。服が届くとちょっとニヤけてる自分に気付きました。

なんか戸惑って、買ってしまってよかったのかなとか考えてしまったけど、その積み重ねが非常に大事です。

なにか少しでも自分の中でやってみたい、欲しい、と感じることがあれば、少しだけ頑張ってほんの少し行動してみましょう。

忘れてた感情が少しずつ、蘇ってくるのを感じますよ!

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まとめ

いかがでしたか?

うつ病の家族を支え、自分自身もうつ病を患ってしまった私の経験が、今現在うつ病の治療をされている方やそのご家族の方への生活のヒントになればと思い、今回「したほうが良いこと・してはいけないこと」としてまとめてみました。

この記事を書きながら、自分の当時の闘病生活を色々と思い出しました。

やはり治療中は苦しくて様々な困難が続きましたが、うつ病は治る病気です。

焦らずじっくり治していきましょう!

病気と闘う患者さん、それを支えるご家族に明るい日々が訪れることを心より願っております。

プロフィール

みなさま、こんにちは!

けんちゃんサービスのけんちゃんです。

心理カウンセラー/メンタル心理アドバイザーをしております。

ブログでは私の実体験で得た、教訓・知識を発信しております!

みなさまのお役に立てると嬉しいです。

よろしくお願い申し上げます。

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